
夏が近付くと憂鬱になるのが、にっくきヤツの存在…!
名前を口にするのもおぞましい「ヤツ」とは、そう、ゴキブリ(以下「G」)のことです!
私は昔からとにかく「G」が大の苦手で(好きな人はあまりいないと思いますが…)、これまで部屋探しをするときには「Gの出ない部屋」ということにめちゃくちゃこだわってきました。
とはいえ、やっぱり年に一度くらいは遭遇してしまっていたのですが、現在住んでいるマンションでは8年間まだ一度も「G」に遭遇していません。
そこで、今回はこれまで5回の引越し経験から学んだ、
・「G」の出ない部屋を探すコツやポイント
をご紹介します!
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「G」との遭遇が多かった部屋【トラウマ】
「G」の出にくい家を考える前に、まずは「G」との遭遇が多かった部屋について検証してみたいと思います。
私が今までに住んだことのある部屋は、軽量鉄骨アパートの2階、木造の一軒家が3軒、SRC(鉄骨鉄筋コンクリート)のマンション6階、の計5軒です。
この中で一番「G」に遭遇する機会が多かったのは、2番目に住んだ木造の一軒家でした。
毎年1~2回程度の遭遇頻度ではありましたが、1匹いるとその何倍も生息しているはず・・・と夏になるたびに怯えながら暮らしていました。
私になりに「G」発生の理由を考えてみると・・・
①家が古くて、Gが侵入する隙間があった
築何年だったかは忘れてしまいましたが、外から見るだけで「古いっ!」とわかる感じの一軒家でした。
家の中は多少修復されていて、外観のイメージほどは古さを感じなかったのですが、きっと「G」の侵入経路はたくさんあっただろうなと思います。
また、前の入居者の物なのか、窓用エアコンがついていたのですが、冬になるとその窓からすきま風が入ってきていたので、きっとここも侵入経路になっていたはず。
②家の隣りが空き地になっていて、草が生え放題だった
私の住んでいた家のお隣りも宅地だったのですが、まだ買い手がついておらず、草がボーボーの空き地になっていました。
きっと「G」だけじゃなく、ほかにもいろんな虫さんが住んでいたはず…。
そして、住み始めて数年後、お隣りの空き地に家が建つことになり、草刈りできれいな更地になったのですが、そこに住んでいた「G」は住処を求めて我が家にも侵入していたのでは、と思います。
そういえば、そのお家ではネズミにも遭遇したことがありました。(ほんとトラウマです・・・)
③窓の開け閉めが多かった
今考えてみると、洗濯物を干すとき、取り込むときに、窓を開けっぱなしにすることが多かったです。
子供もまだ小さかった頃で、玄関のドアを開けっぱなしにして玄関先で遊んだりもしていました。
夏に蚊が入ってくるのはもちろんのこと、蜂さんが入ってきて大慌てしたことも覚えています。
きっと「G」も入ってきてたんだろうなと思います。
④「G」対策が甘かった
これは家の環境によるものではないのですが、私の知識不足で「G」対策が全然できてなかったなという反省です。
当時はまだインターネットもなくて、「G」対策といえば、ホウ酸団子を置くぐらいの知識しかありませんでした。
今なら、「家のすき間を探して塞ぐ」という基本の対策ひとつとっても、見落としてしまいがちなポイントや、塞ぎ方のコツなど、ネットにたくさんの智恵やグッズが紹介されていますよね。
今になって思い返せば、エアコンの室外機は、まさに草ぼうぼうの空き地の横に置いていました。
しかもホースはそのままだったから、ここも侵入経路になっていたはず…(涙)
というわけで、今考えてみるといろんな意味で「G」に侵入されても仕方がなかったのかもしれませんが、この一軒家を経験したために『とにかく「G」の出ない部屋に住みたい!』という思いがどんどん強くなりました。
その後の引越し経験から得た、個人的チェックポイントをお伝えしますね。
虫の出にくい部屋チェックポイント①:周辺環境
1)飲食店、コンビニの上は避ける
飲食店は、どんなにきれいなお店でも絶対「G」がいる!と考えておいた方がよいです。
1階が飲食店になっているマンションやアパートの場合、1階にいる「G」は見えないところで建物の中を移動しているはずなので、絶対的に侵入される確率が上がります。
飲食店ではありませんが、コンビニも要注意です。
店内調理しているコンビニがほとんどだと思いますので、飲食店と同様、マンションの上にあがってきてしまいます。
住んでいるマンションの1階がコンビニだと、すごく便利そうではあるのですが、「G」に出会いたくなければ、特に低階層のお部屋は避けた方が無難です。
2)ゴミ捨て場の近くの部屋は避ける
生ごみなど、えさになるものが豊富なゴミ捨て場には「G」がつきもの。
夜にゴミ捨て場近くを歩いていると「G」がいて、ぞっとしたことがあるのですが、ヤツは結構活動範囲が広いみたいなんです。
「G」の侵入を防ぐためには、できるだけ活動範囲から離れたお部屋がベストです。
マンションやアパートのゴミ捨て場から近いお部屋に住むと、ゴミ出しはとっても便利になるのですが、反面「G」の活動範囲に近くなってしまうので、ほかのお部屋よりも侵入される確率は上がります。
内見のときに必ずゴミ捨て場の位置をチェックしておきましょう!
田んぼや空き地の近くは避ける
自然が多くていい点もあるのですが、やはり虫は多いです。
田んぼは水があるので、蚊が発生しやすかったり、カエルがひょっこり現れたこともありましたし、空き地にはバッタやいもりなど、いろんな生き物がいました。
Gだけではなく、害虫や虫全般が苦手な方は、田んぼや空き地の近くは避けるのがおすすめです。
近所のベランダがゴミ屋敷になってないか
どんなに環境がよくても、お隣りがベランダにゴミを放置していたり、汚くしていたりするとこちらにも入ってきてしまう恐れがあります。
そこで内見のときには、ベランダや外から見える範囲で隣近所の様子をチェックして、住民の質を見るようにしていました。
「G」だけではなく、カラス対策などもあり、「ゴミ出しは当日の朝に」という地域も多いと思いますが、前日の夜に出してしまうこともありますよね。
ゴミ捨て場の様子や、マンション入り口付近などの管理状態を見るのもおすすめです。
しっかり管理されていると、Gの繁殖も抑えられるので、マンションの場合は管理も大切ですね。
一軒家の場合は隣近所にゴミ屋敷がないかチェックが必要です。
近くに取り壊されそうなアパートはないか
先日の築地市場移転の際も問題になっていましたが、建物が取り壊される際に、そこをねぐらにしていた害虫たちが周囲に逃げ出す可能性があります。
Gだけではなく、ネズミもいるかもしれません。
以前住んでいた家のお隣りに、古いアパートが建っていたのですが、数年後にアパートを取り壊して、一戸建ての建売住宅として売り出されることになり、それはもう焦っていろんな対策をした思い出が・・・。
周辺に古いアパートがないか、可能であれば市町村の開発計画などもチェックしておく方がよさそうです。
虫の出にくい部屋チェックポイント②:築年数
できるだけ新しいほうが良いのは確かです。ただ、新しいと家賃も高くなってしまいますよね。
金額的に問題ないようであれば、築10年以内などなるべく新しい物件を。
もし難しい場合は、古くても水回り(台所、トイレ、お風呂など)がリフォームされている物件を選ぶようにしていました。
内見の時には、換気扇や排水溝の状態も要チェックです。
においがしたり、あまりにも汚れがひどいような物件は候補から外していました。
虫の出にくい部屋チェックポイント③:階数
先ほど、ゴミ捨て場から遠い部屋を選ぶ、と書きましたが、できれば地上から垂直に距離を開ける=高階層に住むのがおすすめです。
とはいえ、絶対Gが出ないわけではないようで、ネットで検索するとタワーマンションのかなり高い階層の部屋でもGが出ることはあるのだとか。
Gがエレベーターに乗って移動していた、なんて話も聞きました。Gの生命力や活動力は想像を超えるものがありますね。
私は今、6階に住んでいますが、8年間一度もGが出たことはなくて、とっても快適です。(油断はできませんが・・・)
ちなみに蚊も全然出なくなりました。
Gに会わないための害虫対策
お部屋選びも大事なのですが、それ以上に害虫対策も大事なポイントです。
入居前の害虫駆除・防虫対策
ほとんどの賃貸住宅では、入居前の害虫駆除、防虫対策を提案してくれます。
もちろん有料で、私の場合は1万円ぐらいの費用だったと思います。
お金はかかってしまうのですが、入居前に業者による害虫駆除や防虫対策をしてもらうことで、安心して住み始めることができます。
当面の間だけのことかもしれないですが、G嫌いの方にはココロの安定のためにもおすすめです。
隙間をふさぐ
古い家は、排水管のところなどに隙間が空いている時があります。
また、意外と見落としがちなのが、エアコン室外機の排水ホースや換気扇。
Gはどんな小さな隙間でも入ってきてしまうので、完全に対応することは難しいかもしれませんが、Gだけでなくいろんな虫などが入ってこないよう、隙間を見つけたら塞ぐ、エアコン室外機の排水ホースはネットをかぶせるなどしてGの侵入を防ぐなど、ちょっとした隙間を可能な限りなくすよう、対策するのがベストです。
おすすめのG対策グッズ
G対策グッズでおすすめなのは「ブラックキャップ」です。
G嫌いの方には、もはや知らない方はいないと思うほど有名ですよね。
我が家は「ブラックキャップ」を使ってから、Gに出くわす機会がほぼなくなったので、かなり信頼しています。春先、まだGの心配がない時期に、早めに仕掛けるのがポイントです。
生ごみ処理機
どんなに密封しても夏は生ごみのにおいがきつくなりますよね。
Gが寄ってきてしまうのでは、と思うととても心配で、生ごみ処理機を購入しました。
生ごみ処理機にも独特のにおいがありますが、1年中、生ごみをすぐ処理できるので安心です。
問題は価格が高いことと、結構場所を取ってしまうことですが、燃えるゴミも軽くコンパクトになるし、G対策の一環として我が家では重宝しています。
※自治体により、生ごみ処理機購入の際、補助金を支給してくれる場合もあります。(実際に私も、5,000円程度の補助金をもらった経験があります。)
購入前の申請が必要な場合が多いので、ぜひお住まいの自治体のホームページをチェックしてみてくださいね。
まとめ
Gに遭遇するのも、退治するのも本当に苦痛なので、できれば出会いたくないですよね…。
でも、私の今までの経験から、部屋をしっかり選べば、Gと遭遇する確率もかなり低くなると実感しています。
お部屋探しの際にはぜひ参考にしていただいて、Gの出ない快適な安心の暮らしを手に入れてくださいね!